ベーゼンドルファーについて

ベーゼンドルファーは、オーストリアのピアノ製造会社のこと。
スタインウェイ、ベヒシュタインと並ぶ名ピアノである。

なぜ、ベーゼンドルファーのピアノが貴重なのか?
ベーゼンドルファーは手作業で作られているため他メーカーに比べて生産台数が極端に少ない。
日本ベーゼンドルファー社のHPによると、
1828年の創業から今日まで177年間のピアノ数は約47,000台。
ピアノに使用される主要な木材は上質のスプルース材で、
スプルース材は、90年かけて樹高30メートルの成木となるもの。
成木を真冬限定で伐採し、
そのなかの20%に当たる約6メートルのAクラスのみを使用。
材木は5年間の屋外乾燥
その後の製作で1年3ヶ月
1台の製作には成木になる90年を含むと100年近い時間かかる。
森の再生に必要なサイクルを上回って伐採するか、Bクラスの素材をも使用すれば、より多くのピアノをつくることもできたはずですが、それをしなかったので希少価値の高い楽器なのです。

実際にベーゼンドルファーを見てみたい人はショールームへ電話で問い合わせの上、行ってみてはいかがでしょう。

ベーゼンドルファーショールーム
東京ショールーム
〒164-0012
東京都中野区本町1-32・2 ハーモニータワー1F
TEL03-5351-1591 FAX03-5333-8827
営団地下鉄丸の内線 地下鉄都営大江戸線
中野坂上駅1番出口より1分

大阪ショールーム
〒532-0004
大阪市淀川区西宮原2-1-3 SORA 21 1F
TEL 06-6392-0200 FAX 06-6392-0254
JR新大阪駅下車、6番出口より徒歩7分
地下鉄御堂筋線/新大阪駅下車、4番出口より徒歩6分

本社ショールーム
〒438-0077
静岡県磐田市国府台61-1
TEL 0538-34-8513 FAX 0538-37-1855

ベーゼンドルファーを好んで愛用したピアニスト
ヴィルヘルム・バックハウス
フリードリヒ・グルダ
スビャトスラフ・リヒテル
オスカー・ピーターソン
アンドラーシュ・シフ

ちなみに私はベーゼンドルファーを一度も弾いたことありません。(ヤマハ、カワイしか弾いたこと無い)ぶっちゃけ、生では見たこともありません(´Д⊂)。
私の住む県内(田舎)のホールは良くてスタインウェイとヤマハがおいてある程度。なので私の住む地域ではイベントとかあってもなかなか弾く機会がありません。
もし、近くのレンタルスタジオ等でおいてあるところや、ピティナのステップ等のイベントでベーゼンドルファー設置の会場がある方は弾けますね。

と・・・ここまで記事にしたところで、心配なニュースが。
引受会社の方針によってはベーゼンドルファーの価値が変わってしまうこともあり得る話。

<11月18日時事通信より>ピアノ名門ベーゼンドルファー売却へ=ヤマハも有力候補-オーストリア【ベルリン18日時事】スタインウェイやベヒシュタインと並ぶ世界屈指のピアノ製造会社、オーストリアのベーゼンドルファーが売却されることになり、数日内にも買収先が決まる見通しとなった。有力候補の中にはヤマハも含まれており、音楽ファンを魅了する音色の行方に注目が集まっている。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071118-00000035-jij-int

ピアノ – livedoor Blog 共通テーマ